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大平 和正 展


【古民家ギャラリーWEARCHの造化、そして巨大球体へ】




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大平和正先生の、造化展が始まります。

築150年のこの古い田舎家。

先生のスピリッツ溢れる、美しい造形作品が、

古空間をどのように様変わりさせてくれるのか・・・・・

【気】を生み出し、エネルギー溢れる、展覧です。



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2001年、伊賀入道谷で行われた野外プロジェクト。

『風還元(1991~2001)』

一人の作家が行う個展としては、壮大なスケールだ。
伊賀の自然そのものを大きな美術館として、造形作品を配し、
自然、風土、時間との一体化を表現した展覧は、
見る者を圧倒した。

その前々年に開催された、名古屋の加藤邸での造化展も然り。

造形と空間の関係性に拘り続ける大平氏の、
創造のスケールの大きさに魅了される。

無限の自然から、茶室という狭小空間に於いての宇宙の広がりへと、
その創造のパイは進化し続け、
遂に環境造形としての茶室『風気庵』を完成させた。

そして、その想いは『球体』というカタチに表現され、
来年2013年に実現化を見据えた、3.8mの巨大球体プロジェクトを始動開始。
‘野焼きによる巨大球体の出現’というこのプロジェクトは、
一般の方々の協賛支援だけで行うという、
大平氏の夢に大きく共感した。

セルフビルドで再興した築150年のこの古民家で、
作品と空間が新たに生み出す【気】がエネルギーとなり、
巨大球体プロジェクトへと繋がっていくことを願って、
展覧を開催致します。


  gallery集shu- Tanina





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造化のこころにしたがって、
その根源的な自然の姿である

【いのちのかたち】

を求める、独自の理念。


それは、日本の風土に根ざした

【大地=土 からカタチを立ち上げる】

という視点に立って

【造形と場、時間、命】

等、その関係の一体から立ち現れる環境造化

【気の生まれる時間】

を、創出する。



私は古い礎石が好きだ。

とりわけ野に残るそれがいい。

今は一木一草の如く
自然と融けあってあり続ける
ただの石塊。

みていると時を忘れる。

空を、大地を、風を・・・・・・・そして

命を感じる。



  伊賀:造形家 大平和正


大平和正 公式ホームページ
http://ohirakazumasa.web.fc2.com/





大平和正 展  Ohira Kazumasa

【古民家ギャラリーWEARCHの造化 そして巨大球体へ】


2012.9.8(土)~9.16(日)
am11:00~pm6:00

作家在廊:9/9(日)、9/15(土)
講演&ギャラリートーク 9/15 pm2:00~

【会場】 〒671-1226 姫路市網干区高田297
      古民家ギャラリーWEARCH(ウィアーチ)
【連絡先】 Tel;090-1480-4270(ギャラリー・シュウ タニナ)
【企画】   gallery集shu-

*造化展によるインスタレーション他、小作品も別途ご覧いただけます。







     
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by gshu-gwearch8 | 2012-09-06 08:31

掌から生まれる象・・・・





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井内 素(いうち もと)さんといえば、この【朱い】土化粧。


古代朱を思わせる、しっとりとした朱。
まるで、漆器のよう・・・とみなさんおっしゃいます。

自然の光で、その色の深みと表情が、更に際立ちます。


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従来の赤土に加え、試行錯誤、
土化粧のバリエーション、焼成のバリエーションを増やして
作品に新たな表情が加わり、
小さな空間に、【Moto Coler】が溢れています。


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お酒が好きな素さん。

仕事の後には、毎晩晩酌を楽しまれるそうです。

まあるくて、あったかい象の酒器。
掌に優しい、安心して酔える器です。


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そして、今回の作品から、お茶道具を見立ててみました。

紅茶やコーヒーをテーブルで頂くように、
お抹茶を頂く器として、
カジュアルに楽しめそうです。

作品をお借りして、お抹茶を点ててみました。

お茶の色の映りも美しく、
掌の感触、唇の当たりといい、
とても心地の良い、お道具として使えます。

これから、お抹茶を楽しみたい人には、
ぜひ、オススメです。


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‘お椀‘と表記された作品を購入下さったすべでの皆様が、
お抹茶碗に・・・と、見立てて下さいました。
使う人の心粋で、お抹茶碗に出世です。





こんな、愛らしい作品も。


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『コマイヌ』

‘あ・うん’の表情、
どちらが‘あ’で、どちらが‘うん’か、わかるでしょうか?

微妙な角度が、表情を作っています。




空間に散りばめられた器の、ひとつひとつに、
表情があります。

掌から生まれる‘象-カタチ-’

温かな指の址が、リズムを刻んでいます。

その指址に、化粧された土が、陰影とグラデーションを作り、
古代の器さながら、現代へと、
り・デザインされたような、
懐かしさと、体温を感じさせてくれます。


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京都伏見の町中に残る、築200年の古民家。

素さんのおばあちゃんのその家で、
古空間に残る骨董に囲まれ、
日々愛用しながら、
おばあちゃんとの暮らしの中、
彼の作品は生まれてきました。


おばあちゃんが亡くなった後、
その古民家は、おじさんに受け継がれ、
旅館として、再生されました。

その近くに、長屋を借り受け、
リノベーションした工房で、作品を創っています。

素さんの発想の中には、
こうした、温かな記憶がベースとなって
カタチづくられているのではないかと、思います。

人柄もさながら、
静かなペースの中に、モノ作りの情熱が垣間見られます。


工芸好きのお客様からは、
さらなる作品のステップアップを期待する声が、沢山でした。

次回が、とても楽しみです。



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残暑厳しい暑さの中、
遠方からも、沢山お越し下さいました。

購入下さった皆様すべて、と言っていいほど、
素さんへ、エールを下さいました。


感謝申し上げます☆



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by gshu-gwearch8 | 2012-09-06 07:41