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址の記憶




5年ぶりの、井内素さんの作品との再会です。

今回‘集’では、初めての個展。

狭小のアトリエ空間が、どんな色に染まるのか、

楽しみです。



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リズムを刻むように指跡が残る、まあるい器。

捻った土を積み上げ、ひとつひとつ丁寧に指先で象を創る。
コロンとした、穏やかな表情。
どこか懐かしい香りがする。

古代から時間が繋がり、現代の暮らしへと、
リ・デザインされた土器のよう。
装飾の無い、シンプルなカタチ。
あるのは、指が刻んだリズムの址だけ。

そこに、土と向き合った時間が刻印される。

表情を引き立てるのは、赤い土化粧。
古代朱を思わせる独特の色合いに、
誰もが魅了される。
使うほどに枯れて、アンティークな魅力を纏う。

6年間使い続けたマイカップは、
今ではコレクションボードの一番人気です。

テーブルウエアが定評の素さんですが、
今回の展覧は趣向を変えて、一点モノを中心に、
存在感を高めた作品づくりに挑戦して下さいました。

土化粧もバリエーションが広がり、
従来の赤土に加え、
白、黄、茶、粉引、そしてブレンドしたものから焼〆まで、
色合いも深く、楽しくなっています。

【Moto Color】に染まったアトリエ空間

ぜひ楽しみに、お越し下さい。




【址の記憶】

井内 素  IUCHI Moto

2012.8.25(土)~9.2(日)
am11:00~pm6:00
作家在廊日 8/25・26

会場:アトリエギャラリー集
    〒676-0805 兵庫県高砂市米田町米田
     TEL 090-1480-4270

企画:galley集shu- ギャラリー・シュウ

*詳細はお問い合わせくださいませ。
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by gshu-gwearch8 | 2012-08-23 07:00

身に着けるアート



椎葉さんのとんぼ玉は、本当に美しい。

玉そのものも美しいけれど、思わず手に取り当ててみたくなる。

作品集に収められたジュエリーや、玉。

今回沢山揃えてくださいました。



‘身に着ける楽しみ’を感じて頂ける展覧にしてみました。


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玉そのものの中に、宇宙が宿ります。
日本の四季がぎゅっと詰まった、美しい情景。
シンプルな構図と、色彩のグラデーション。
観ていて飽きません。


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帯留めになります。


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ブレスレットやネックレスなどのジュエリーにも。


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そして、中でも人気の高かった【赤】。
欧米の赤でもなく、日本の赤でもない、
国境と時間を超えて生まれた、古代の赤、
アンティークな魅力を表現した【赤】です。
3か月かけてやっとできた赤い色。
年齢を重ねた女性が身につけると、とても上品な華やかさを放ちます。

大人の【赤】です。


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そして、憧れのお念珠。
椎葉さんのお嬢さんのお嫁入りの道具に作られたのが、きっかけだそうです。
上品でいて、静かな美しさを放つ魅力の玉。
私もひとつ手に持っておきたい作品です。


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久しぶりの、椎葉さんとの再会。
そして、作品との再会。

しっとり熟成された魅力が、さらにバージョンアップして、
展覧会中、華やかな、大人の女性の気分を味あわせて頂きました。

とんぼ玉そのものに、技術を凝らし、アート性を高めた作品は沢山あります。
コレクターなら、その玉の技術の高さや表現力に魅了されます。
でも、身に着けるとなると・・・・・・
作品の個性が際立ちすぎて、手に負えない。
そんな作品も沢山あります。

椎葉さんの作品の魅力は、
観る人の心に‘想像する余白’を与えてくれるところです。
理屈もなしに、ただただ、‘美しい’と感じさせてくれる。
ジュエリーに仕立てられても、玉の存在感やアート性は失せません。
玉を引き立てる装飾、
ビーズ、紐のデザイン、チャームなどの小物の選択、
そして身に着けた時のバランス。
身に着ける人を引き立てる作品に仕上がっています。

そこに、キャリアとセンスを感じます。

女流とんぼ玉作家として先駆者的存在の椎葉さん。
作家活動に加え、様々なアートイベント・プロデューサー活動もされています。
昨年から巡回展を開催している、
東北のとんぼ玉作家の作品展。

「やっぱり、作家は、作ることそのものが‘生きること’なの。」

「ただ支援を受けるだけでなく、生きるチカラが湧いてくる
 作った作品が人の手に渡って、喜んでもらえる
 そして結果それが、作家の生業の助けになる
 そんな人・社会との繋がりに、生きるチカラをもらうの・・・。」

椎葉さんの言葉に、
作家としての今までのスタンスから育まれた生き方を
感じました。
同じ作家だから共有できる感情。
人として、女性として、尊敬できる素敵な方です。

「自分が身に着けたい玉しかつくらない」

納得です。


今回、とんぼ玉に対してさほど期待を持たずに来られた方の多くが、

「イメージ以上、想像以上に素敵な作品だわ」

と、喜んでくださいました。

女性だけでなく、ご夫婦で見に着けられる玉を選んだり、
奥様のプレゼントに購入される方もありました。

‘玉の宇宙’

2年後の再会を約束して、会期は終了しました。



身に着けられるアート、素晴らしいです。
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by gshu-gwearch8 | 2012-08-23 06:34

HANA kazaRi



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6年ぶりの、椎葉佳子さんの トンボ玉作品展。

この度、作品集を出版されました。

とても素敵な作品集です。

出版記念の個展、

四季の情景を閉じ込めた美しい玉が、

ジュエリーに仕立てられ、

身に付ける喜びと、

一層磨かれた椎葉さんのセンス溢れる作品が、揃います。



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ものを作る楽しさを教えてくれたのが、とんぼ玉。


楽しくなければものを作っている意味が無い・・・・・・と、

これが私のいつもの想い。


この楽しきとんぼ玉に出逢ってから30数年。

しんどい事もバーナーの火をつけてしまえば忘れてしまう。

乗り越えてしまうことを知っていたように思う。


工具はもとより、肝心のバーナーさえ探さなければならなかった30年前。

ただただ「玉」を作る事が楽しかった。

ひとつひとつ玉を巻く度に新しい発見があって、

模様の作り方を考えだす度に楽しさは倍増していった。


その楽しさを繋いで今日まで作品を作り続けて来た。

そして何より嬉しいことに、

想いは30年以上たった今も変わっていない。


作りたいものを作る・・・・・

単純な事を続けていられる幸せを思う。



私自身を写し出すとんぼ玉。

作品は、私の歴史です。



椎葉佳子公式ホームページ  http://shiiba.net/



【HANA kazaRi】

椎葉佳子のとんぼ玉

2012.8.4~8.12  作家在廊日 8/5・6日
会場:アトリエギャラリー集にて
    兵庫県高砂市米田町
企画:gallery集shu-(ギャラリー・シュウ)    
   * 詳細はお問い合わせ下さい。(090-1480-4270まで)
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by gshu-gwearch8 | 2012-08-23 04:20

‘強さ’という【優しさ】

この度の作品展は、9月に行われる造化展に向けての、
プロローグ的展覧会でした。


造形家である大平先生は、


大地=土

からカタチを立ち上げる


ことを表現し、空間と作品との相関を意識した
造形作品を制作されています。



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と、名付けられた器を中心に、小作品をご紹介しました。


【風】とは、
土、水、光、時、命 等々
大平先生が感じる‘自然感’を表した言葉で、

造形作品【風還元】シリーズの大作から流れを汲んで生まれてきた、
生活空間の中で活きる小作品シリーズが、【風器】です。


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いつものアトリエの狭小空間に、大地の風が流れます。


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いずれも、食器としてのうつわですが、
確かな存在感を感じます。

‘大地の土’の強さが十分表現されています。
一見、アーティスティックな作品ですが、
どんな食材も、料理も、優しく受け止めてくれます。

強さがあるから、料理のスタイルに拘らず、
食材をただ載せるだけで、十分に引き立ててくれます。

夏野菜が美味しい季節。
キュウリやトマト、ナスなど、
彩り豊かな野菜を切って盛り付けるだけで、
アートな造形になります。
私自身使ってみて、レシピいらず、調理いらずの器として愛用しています。

一見重たそうで軽く、手触り、唇の当たりは柔らかく、
料理を盛る面は細かく処理がしてあって、
使う人への配慮が、とても感じられます。


‘強さ’は優しさ。

そんな、器です。



造形力の素晴らしい作品には、
野に咲く花が、良く似合います。


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夏の暑さで、花材がないこの時期に、
花屋さんで調達してきた緑と花を、
そっと添えます。

花留りのいい、
花器としてとても使いやすい器です。
花がなくてもカッコイイ作品ですが、
草花を添えると、大地に生えているように、
凛と生きてきます。

大平先生の奥様は、お庭で沢山の山野草を育ててらっしゃいます。
可愛い子供のように、たっぷり愛情を注いで。
そんな奥様がいつも素敵に、先生の作品に花を生けてらっしゃいます。
美意識の鋭い、誰よりも作家大平和正のファンでらっしゃる奥様の
お眼鏡に叶った作品です。



【風還元】のスピリッツが凝縮された、造形小作品。


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サイズは小さくても、スケールの大きさを感じさせる作品です。

カタチを創る時、大きなサイズを想像して作られるそうです。

この確かな、強い、存在感は、

ここからくるのですね。

サイズの大きさに左右されない、想像のスケール。


先生の作品と対峙していると、

私自身を振り返り、感じ入ることさまざまです。

出来ることや、限られた能力しかなくても、

スケールを大きく、夢を感じて、真っすぐに進みたい。

ワタシという存在が、確かにあったことを感じてもらえるように・・・。



7月の展覧で紹介した作品も含め、
9月の造化展でも、別途、ご覧頂けます。
食器の展覧は希少なので、見逃された方は、楽しみにおいでください。


大平和正氏 次回展覧は、
姫路市網干区の古民家ギャラリー【WEARCH】にて。

 大平和正展

‘古民家ギャラリーWEARCHの造化 そして巨大球体へ’

9月8日~9月16日まで。


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ストーリーは、続きます。
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by gshu-gwearch8 | 2012-08-22 20:42