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三種の粉引




工藤さんと言えば、【黄粉引】(きこひき)。
土化粧を掛けて、白を目指して焼いても、黄色く発色する。
使用している土を調べたら、二億年前の黄砂の地層が混ざっており、
その黄砂が作用して、黄色く発色する。
悠久の時を感じさせる、黄色い色。

従来の黄粉引に加え、
新たに出来た粉引もご紹介しています。

北海道の自然の色 【シラカバホワイト】

森の緑から生まれた 【緑粉引】


3色の粉引が、それぞれの個性を引き立て合って、
器の表情を豊かにしています。



【黄粉引】  二億年の時を経た黄砂の土


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大地のエネルギーがギュッ!と詰まった、ビタミンカラー。
太陽の日差しの様な黄色い色に、体温を感じる器です。

工藤和彦ホームページ
http://kazuhiko-kudo.com/?page_id=9



【シラカバホワイト】  北海道の大地に群生するシラカバの木が器になった


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伐採したシラカバの木を、薪ストーブで燃やして、採れた灰。
その灰を使って釉薬にしたら、
長年イメージし続けた、『白』に出会えた。
まさに、森の恵み。
温かく、大らかで、しっとりとした『白』
シラカバの木をそのまま器に・・・・
偶然の発想から生まれた、【シラカバホワイト】


工藤和彦ホームページ 
http://blog.kazuhiko-kudo.com/?eid=76
http://blog.kazuhiko-kudo.com/?eid=77



【緑粉引】  森のみどりを再現した、新たな緑色


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織部の緑でもない、森の緑。
北海道の森の青さをイメージした色。
ミストな表情が、さわやかな新緑の緑と、湿度を感じさせます。
ぽってりとした、ガラス質の釉薬が、緑色を
限りなく透明に引き出します。
黄粉引、シラカバホワイトにはない、
流れるような表情の、【緑粉引】。
広大な大地の森の色です。


工藤和彦ホームページ
http://blog.kazuhiko-kudo.com/?eid=78


展示会も、あと2日。
古民家を抜ける風も、心地いい季節です。
北海道の自然を感じに、ぜひ、いらしてください・・・・



【風と大地の器】

~5/27(日)まで。
am11:00~pm6:00

姫路市網干区高田297
古民家ギャラリーWEARCH(ウィアーチ)
tel:090-1480-4270
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by gshu-gwearch8 | 2012-05-26 07:45

風と大地の器


北海道旭川在住の陶芸家、工藤和彦さんの

【風と大地の器】展を開催しています。

工藤さんの作品を披露するのは、3度目です。

ですが、今回、初めての個展。

この「古空間で作品展示をしたい」と申し出頂き、念願叶っての作品展です。


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会場を、ぐるっとご案内します。


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子供の頃から、森の中で過ごすことが好きだった少年。
陶芸に興味を持ち始めた高校時代。
休みを利用しては、バッグパッカーにヒッチハイクで、
各地の陶芸家を訪ねて歩いた。

地元神奈川を出て滋賀で学び、土を求めて北海道へ。
北の果てで見つけた、太古の土。
広大な牧草地帯に一人、スコップで土を掘る。
大地との繋がりを感じる、至福の時間。
貿易風に乗ってやってきた黄砂の地層は、
二億年の時を経て、器になる。
手な付け難いこの土が、今では相棒だ。

旭川の森の中での暮らしは、子供の頃への憧れへと、
回帰させてくれる。
自然の恵みに畏敬を込めて、器を創る日々。

そんな工藤さんの、大地のエキスたっぷり、
掌に優しい作品が揃います。
エネルギッシュで温かい、彼の人柄そのままの、
風と大地の器。
太古の土を感じに、ぜひ、お出掛けください。


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【風と大地の器】

5/19(日)~5/27(日)まで、開催中。
am11:00~pm6:00

会場:〒671-1226 姫路市網干区高田297
    古民家ギャラリー WEARCH ウィアーチ にて。

    http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

連絡先:090-1487-4270

企画:galley集shu- ギャラリー・シュウ
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by gshu-gwearch8 | 2012-05-25 06:25

ギヤマンとラオスの布

良いお天気に恵まれた展覧会。

吉田先生のギヤマンを引き立ててくれる、名脇役【ラオスの布】。

2月にこのアトリエギャラリーで展覧してくださった、

ティモール・テキスタイル 岡崎真奈美さんのコレクションから、抜粋しての出品です。

しっとりとした、オリエンタルで、落ち着きのある空間に仕上げてくれました。

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岡崎真奈美さんの集める布は、素晴らしい。
オールドと呼ばれる、貴重な織布から、
現代に織られた、新しい布まで。
すべて、家庭の中で女性達が、願いを込めて織ったもの。


吉田先生の緻密で洗練されたギヤマンが醸し出す、
しっとりとした色気と品格を、
名脇役の布達が、引き出してくれています。


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おじいちゃん、パパ、ママと一緒に来てくれた、子供たち。
小さな、コレクターです。
とても上手に、作品を拝見します。
彼らや彼女たちも、『いちばん!』を選びます。

子供の日のプレゼントに、パパにギヤマンのグラスを買ってもらった、
2歳の男の子。
大好きな花火がモチーフのグラスです。

パパとママが自分たちのガラスを選んでいるそばで、
「お誕生日に買ってね。」と、お願いする子供たち。

将来が、頼もしい!小さなコレクター達☆


何もわからなかった私を、長い眼でナビゲートして下さった、吉田先生。
私も、彼らや彼女達と共に、
小さなコレクターの成長を、見守っていきたいと思います。


来年のこの季節、また、美しい時間を生みだす、
吉田博信先生のギヤマン展を、開催します。

一年後のお出会いを、楽しみにしていてください。



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by gshu-gwearch8 | 2012-05-25 05:33

皐月の彩り


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GW終晩から始まった、【美しい時間】展。

予想を上回り、大勢の方が展覧にいらして下さいました。

皐月の季節にふわさわしい、色被せの切り子をご紹介します。



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DMの作品です。
蓋物の菓子鉢。
観る方向を変えると、清らかな小川と若葉の景色を、様々に楽しめます。
蓋を開けると・・・・・・
沢ガニが水辺から覗いています。
久しぶりの、絵画的な作品。
創作45周年の記念に、出品下さいました。


【緑彩被切子】

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緑彩ワイングラス。
白ワイン、冷酒が良く似合います。

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45周年記念の酒器揃え。
ひさごの徳利。輪線模様にドット柄がモダンです。
魚子紋のシンプルな酒器との組み合わせ、
さわやかなせせらぎが、聞こえてきそうです。


【瑠璃被切子】

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瑠璃被タンブラー。
ティアラの様に優美なカット、
クリスタル度の高いガラスなので、氷の音色が、
とても美しいのです。

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瑠璃被ぐい呑み。
シンプルなカットが格調高い、ぐい呑みです。

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瑠璃被銘々皿(5客揃い)。
クロスモチーフのデザインが、
シャープさの中に華があって、美しい切子です。


【古代紫被切子】

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紫被魚子ぐい呑。
デザインが違うと、ガラスの色合いも随分雰囲気が変わります。


そして、この度の渾身の逸品。

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古代紫被香合
【さざ波】

この小ささならではの、風格と迫力です。
必ず、手に入れたい、逸品。



【薄墨色被切子】

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薄墨桜ワイングラス。

吉田先生ならではの、絶妙な色合いの被切子です。
ビールを注ぐと、ブランデー色になります。
とても艶っぽい作品です。



そして、最後に。


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青被切子茶器。

お濃茶用の茶入れ。
必ず、手に入れたい作品です。
しっとりと深か味のある、ターコイズブルー。
中の空洞は、やや丸くなっています。
こんなお茶器で、何気なくお茶をふるまえる、
そんな女性になりたいです。


一気に夏が来たお天気。
五月の光にぴったりの作品が揃います。
ぜひ、美しい時間を楽しみに、おいでください・・・・






【美しい時間】開催中。
~5/13(日)まで。
am11:00~pm6:00

gallery集shu-(ギャラリー・シュウ)
連絡先:090-1480-4270
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by gshu-gwearch8 | 2012-05-09 18:02

美しい時間 2012



明日から、久しぶりにアトリエでの展覧会が始まります。

切子ガラス作家の吉田博信先生。

私がギャラリーの仕事をし始めたばかり、29歳の時からお世話になっています。

当時、この業界の事、右も左もわからない私を、

作家としてサポートして下さいました。

務めを辞めて独立して8年が経ち、機が熟しての再会。

そして、再び展覧会に参加して下さることになりました。

以降、毎年この季節、5月には個展をさせて頂いています。

吉田先生の切子が生み出す、【美しい時間】。

今年もまた、楽しみです。


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私が初めて出会った‘ギヤマン’。
それが、吉田先生の切子でした。
さざめく光が柔らかく、上品に瞬いて、
まるで宝石箱の中に迷い込んだ心地でした。

義山(ギヤマン)という言葉は、
オランダ語のダイヤモンド(Diamantディアマンテ)を起源として、
ガラスそのものを指して言います。
薩摩や江戸に代表される日本の工芸美術が、現代作家の手により、
一層華やかに、アートの価値を高めています。

中でも吉田先生の切子は、
ギヤマンの響きのごとくオリエンタルな世界に、
日本人ならではの、静寂な風情が楚々として息づき、
観る人の心を誘います。

今年で45年の作家活動。
私がギャラリーを初めて10年目の節目に重なることも、
嬉しいご縁です。

デザインに留まらず、絵画の世界を表現した逸品も揃います。

中国、ラオスの部族の女性達の精密な手仕事の布が、
背景を彩る、ガラスの美しい時間。

心華やぐ時間を過ごしに・・・・・・、
ぜひ、どうぞ。



【美しい時間】

吉田 博信 Hironobu Yoshida 個展

特別出品;ティモール・テキスタイル 岡崎真奈美 布コレクション

2012.5.5(土)~13(日) 吉田先生在廊日;5.6.12.13日
am11;00~pm6;00

会場;兵庫県高砂市米田町  gallery集shu-(ギャラリー・シュウ)
連絡先;090-1480-4270

*会場までの詳しいアクセスは、お問い合わせくださいませ。
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by gshu-gwearch8 | 2012-05-05 00:03

茶道具と祝いの茶会

この度の、渾身の作品。

お茶道具の数々です。

「陶芸はバクチ」

と、にこやかにほほ笑みながら語る春名さん。

何十回、何百回と窯を焚いても、

思った数の作品が取れません。

そんなに、シビアな仕事をしなくても・・・・と、

ついつい思ってしまうのですが、この緊張感のある、繊細な仕事だからこそ、

華のある、しなやかなで凛とした作品となるのです。


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白磁に柔らかな新色の釉薬を何色か掛けて、春の空気の色を表現した作品。
【朝靄】の水指。
素地に、シダを掘って、その上から釉薬を掛けています。
朝、昼、夕、
どんな光の色をも捉え、その光の波長によって、色合いが変化します。
ガラスのように美しい作品。
蓋を開けると、銀彩が施してあります。
蓋が擦れる音が、「しゃりしゃり・・・・」と、
美しい音がします。


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初めての挑戦。
白璃と瑠璃銀彩を組み合わせた作品。
東粟倉の風景そのままを表現した、水指。

今回、この二つの水指は、窯とのバクチに勝利した、作品です。
瑠璃の深い青と白の強さ、銀色の山並みが、
とても美しく、迫力のある作品です。
この蓋の内側にも、たっぷりと銀彩が施してあります。


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【瑠璃銀彩の振り出し】
春名さんのお茶道具の中で、とても人気の高い、振り出し。
金平糖や、甘納豆を入れて、振り出しながら頂きます。
形が美しく、風情があるので、お茶をしない方も、
飾り付けに購入されます。

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【瑠璃銀彩のお薄器】
まるで、漆器の様に繊細な薄器(茶入れ)です。
実は、蓋を開けると、底と蓋の両方に銀彩が施してあります。
緑のお抹茶を入れると、コントラストがとても綺麗な作品です。
夜空と銀河、蒼い山の風景が生まれます。

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【瑠璃銀彩茶碗】
この季節に見ると、まるで夜桜を思い出します。



そして、最終日前日の夜。
いつもの、お茶遊びのメンバーで、春名さんの個展を祝う、
夜の茶会を、会しました。
囲炉裏を大炉に見立ての、茶遊びです。
個展会場の中での、贅沢な茶遊び。
照明を落として、キャンドルの灯りで、お茶を楽しみます。

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そして、このお茶碗を使って、お抹茶を頂きました。

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「春の月 枯れ木の中を 上りけり」
という正岡子規の句を書いた、
寺本一川さんの書にぴったりの、
お抹茶碗。
金彩とプラチナの抹茶碗。
お祝いの茶席にふさわしい作品です。
ペアで使うと、より一層、【寿ぎ】を感じます。


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シダを掘ったまあるい大皿、春名さんの作品に、お菓子を盛りつけました。
会期始まり、会場のそこ、ここに、飾ってあった椿の花をイメージして、
マリコさんが、オーダーして創っていただいた練りきりです。



そして、いつものように皆さん一品づつ持ちよりで、
お料理を賑やかに、頂きました。
仲間でありながらも、陶芸家・春名花衣のファンばかり。
手持ちの作品をそれぞれ持ちより、器に盛り付け、お祝いします。

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楽しく、風流な、茶会となりました。


会期中、在廊の際は、ずっとお着物姿で、みなさんをおもてなしされた花衣さん。
そして、朝早く、時には夜中近くまで会場に詰めて、
往復約3時間の道のりを、車で通って下さいました。
そんな花衣さんと作品を見に、大勢のファンの方が、
遠方から沢山、いらして下さいました。

楽しい時間は、あっという間。
終わってみれば短く感じられ、
そして、とても充実した時を過ごしました。

ひとつの節目にしたい・・・・という、今回の展覧会。
これからの、花衣さんの活躍と、創作活動に、期待しています。


加古川から、姫路網干の古民家への道中は、
山桜を眺めながらの、桜ずくしの通勤で始まりました。
やがて、その桜も葉桜になって、寂しくなったころ、
古空間に生けられた、御衣黄桜は見事、最終日に満開となりました。
【一花一葉】
と題した展覧は、
花と器と間が描く空間の中に、
来廊してくださった方々の、華々しい笑顔が、
たくさん咲き誇った展示会となりました。


最後に、
会期中ずっと、お花の世話と生け込み、
そして、花材提供して下さった、
大路久美子さん、
森川君子さん。

感謝申し上げます☆


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by gshu-gwearch8 | 2012-05-02 02:03

花のUTSUWA【器】

古民家に差し込む光が、だんだん優しくなってきました。

でも、まだ少し、寒さが居座っています。

春の匂いを感じさせてくれる、春名花衣さんのうつわ。

一点一点、こころを込めた、【花】のような器が、並びます。

座敷に、花が咲いたようです。


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白磁に始まり、
白磁にうっすらと釉薬を掛けた水の色のグラデーション、
そして、真っ青な空の色をイメージした薄い瑠璃色。

空気の色、水の色が、
季節と共に、その色味を変化させてゆくように、
釉薬の妙で、立ち上る春の匂いを表現しています。


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そして、こんなダイナミックな、器も。
【白璃】
春名さんの代表的な、力強い作品です。
お料理を盛り付ける楽しみを第一にデザインされた、
タタラ作りの大きな板皿。


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古空間の会場には、こうしたコーナーがたくさんあります。
ひとつの風景を描きます。
雪の銀世界から、春へ。
漆黒の闇の中で、雪に反射した月の光に照らされ、シダが風に揺れています。
白い木蓮の枝を、生けてみました。

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【瑠璃銀彩】の陶画。
濃い瑠璃の釉薬を掛けて、筆で銀彩を手描きして、焼きつけます。

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春名さんが、天草の磁土に拘る理由は、ここにあります。
真っ白な土に、光が落ちてできた影の色。
茶でも、グレーでもなく、水色の影。
まさに、深い雪の厚みから現れる、奥行きのある影の色です。
そして、500年以上も土中でろ過された水が湧きだす、
東粟倉村の水の色でも、あります。

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寺本一川さんの書にぴったりの、作品です。
春風のいたずらで舞い降りた花弁。
蒼い水の上に、たゆたえています。

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広い土間の空間にひとつだけ、この作品を展示しました。
【蓮華壺】
たったひとつ、窯から生まれた壺。
偶然に現れた景色。
窯に宿る神様からの、ご褒美でしょうか・・・・。



そして、蒔絵の世界を磁器で表現した、【瑠璃銀彩】。
みなさん、近くで見ても、焼物には見えないようです。
一瞬、漆の様にも見えます。


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ひと筆ひと筆、手書きです。
練り銀による銀彩なので、絵に立体感があります。

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【筥】
すべて、ジョイントで作られています。
狂いのない、完璧な仕事。
粒子の非常に細かいこの土で、こんなに精密なハコモノが作れるのは
春名さんならではの技術の高さを、物語っています。
中を開けてみると・・・・・

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薄い桜色の銀彩で、桜が描かれています。
なんとも、粋な演出です。

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こんな器の取り合わせで、花見のお茶を頂きたいものです。



来場下さった方には、出来る限り、
春名さんの器でお茶をお出ししています。
会期中限定の、楽しみです☆
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by gshu-gwearch8 | 2012-05-02 00:55