art-life wearch cafe

<   2012年 02月 ( 9 )   > この月の画像一覧

ティモールの道具




今回は、布だけでなく、布まわりの道具も展示しています。

とても貴重なモノですが、私からのリクエストで、

無理をお願いして、出品いただきました。

より、布のストーリーが深まります。




a0259958_128177.jpg



藍甕。両掌で持てるくらいの、小ぶりの甕。

染料を保存して、紡いだ糸をこの中に漬けて染めます。


a0259958_1312973.jpg


もとは、茶色い土の色をした、須恵器の様な甕。

藍を漬けこむごとに、石灰が付着して、白くなり、石の様に重くなりました。


a0259958_1342563.jpg


うっすらと、紋様が見えます。ティモール独特の紋様だそうです。


こうして染められた糸を、腰機で織りにしてゆきます。

だんだん貴重になる、本藍。

【インディゴ】

a0259958_1372799.jpg

a0259958_1383715.jpg

a0259958_1385927.jpg

a0259958_1392289.jpg

a0259958_1394297.jpg



インディゴだけを取って見ても、バリエーション豊かです。




そして・・・☆

こんな楽しい道具も。アートです!



a0259958_1415980.jpg


スンバのギター。

a0259958_1423358.jpg


石に顔が彫ってある、ティモールのストーン。

a0259958_1433678.jpg


ペルーの人形。子供のお守りでしょうか。



そして、今日また、表情豊かな布たちが、沢山届きました。






【布を旅して】

ティモール・テキスタイル 岡崎真奈美

展示開催中  ~2月26日(日)まで。


gallery集shu- ギャラリー・シュウ
[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-25 01:48

暮らしに息づく布



ティモール・テキスタイル 岡崎真奈美さんの【布旅】の写真。

暮らしの中で、生きいきと息づく布、そして女性達の笑顔。


a0259958_0115922.jpg


ベトナムにて。 photo by Manami,Okazaki

a0259958_013533.jpg


日常の生活に息づく 布 装束。

a0259958_014549.jpg


刺繍を施し、装飾に込められた、女達の祈りと思い。



a0259958_015201.jpg


ペルーにて。photo by Manami,Okazaki

a0259958_0161834.jpg


標高2000mの高地で暮らす。色とりどりの布は、防寒の役割もしっかりと果たす。

a0259958_0185481.jpg


羊の毛で糸を紡ぎ、腰機で織物を織る。織りは、女性としての誇り。




日本では・・・・

a0259958_0203872.jpg


お気に入りの布を身に纏って、オシャレを楽しみます。

西ティモールの織り。筒状になったサロンは、スカートにもワンピースにも、

アレンジは自由。


a0259958_0222859.jpg


パパもママも、岡崎真奈美さんの布のファン。

2年前の展示会では、彼女はまだ、生まれていませんでした。

ミャンマーのチン族の古い布を、おぶい布に使って。

大好きなパパと一緒に、コノエちゃんもご機嫌です。



岡崎さんが、自分の足で旅をして、部族の女性達から、一枚一枚譲り受けた布たち。

民族のスピリッツ一杯の布を手にとって、纏う楽しみを感じて下さっています。

愛情たっぷりの布のチカラは、

遠く離れた、異国の、文化も風習も違う私達の中でも、

しっかりと息づいてくれます。

纏う人達みんな、笑顔になります☆




【布を旅して】

ティモール・テキスタイル 岡崎真奈美

展示会開催中 ~2月26日(日)まで。


企画;gallery集shu-
[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-24 00:33

布を旅して


2年ぶりの再会。

旅から帰ってきたばかりの彼女が、
新しい布を持って、やって来る。

彼女が見つけた布を纏い、旅の話を聞き、
そして私も、その布の物語(ストーリー)へと旅をする。

彼女に会うのが楽しみだ。
キラキラと輝く、黒い瞳に出会うのが。


a0259958_233837.jpg



【布を旅して】

ティモールを軸に、広がる布の旅。
ラオス、ミャンマー、アジアを繋いで
南アメリカ大陸、ペルー、ボリビアへ。

彼女の足の軌跡は、
纏う布の「文様」が語りかける
大切な意味と、ストーリーへの旅。


a0259958_23465840.jpg

a0259958_23504079.jpg

a0259958_23532795.jpg

a0259958_23535164.jpg

a0259958_23541569.jpg

a0259958_23543939.jpg

a0259958_23545539.jpg



いろいろな出来事があった、2011年の終わり。
いつもの様に、リュックとスニーカーで、彼女は旅に出た。
新たな年をまたいでの、布の旅へ。

旅立つ彼女の代わりに届いた、ダンボールの箱。
ワクワクしながら、梱包を解く。
物語(ストーリー)が始まる。

私の行ったことのない国、
出会ったことのない人々との交流を介して、
集められた纏いの布。

ティモールでの布の出会いが、
その小さなインドネシアの島を軸に、
彼女の足を大陸へと動かす。
「文様」という装飾が語りかける、
大切な意味を求めて。

女性達の至極の時間と共に生まれた、愛情に満ちた布。
肌に触れる布の力は、生み出す女性達の、
祈りとエネルギー。

その布を纏うことで、私も時空を超えた旅に出掛ける。

彼女の旅の軌跡は、
新たな布のストーリーの始まり。
物語への、旅の始まりです。


【布を旅して】

ティモール・テキスタイル Timor Textile
岡崎真奈美  Manami Okazaki

2012.2.18(土)~2.26(日)
在廊&フリートーク 18・19・20日


兵庫県高砂市米田町米田
gallery集shu-

詳しくはメールにて、お問い合わせ下さいませ。
[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-15 00:24

2月のお茶遊び


2月のお茶遊びの会は、

陶芸家大路光機さん、フラワデーザイナー久美子さんご夫妻の

お家が会場となりました。

テーマは【バレンタイン】です。


a0259958_17392971.jpg


切り子のクラシックな蓋物に、ハートのチョコ。

お茶室となるリビングに、飾り付けられています。

a0259958_17424896.jpg

a0259958_1743589.jpg


待合となる囲炉裏部屋の入口、点前座など、

いたるところにお花の演出があり、

春待ちの香り一杯に広がります。

a0259958_1748674.jpg


そして、手持ちのお料理の中にも・・・・!

a0259958_17492699.jpg


皆で持ちよった、お料理の数々。

取りきれないうちに、お皿がいっぱいに。



楽しいお食事の後、お茶をいただきます。


準備が整いました。

a0259958_17522094.jpg


光機さんの作品ギャラリーとして、本日お披露目の、囲炉裏のお部屋。

a0259958_17534942.jpg

a0259958_17541023.jpg

a0259958_17542939.jpg


中庭を通り、

ウッドデッキを上がって、囲炉裏のお部屋へ。

光機さんの作品を引き立てるようにして、久美子さんが花を添えます。

a0259958_17573955.jpg


しっかり温まった、囲炉裏の鉄瓶から柄杓で汲み出し、お客様におさゆをお出しします。

そして、リビングへ席入り。

a0259958_17595430.jpg


茶席の飾り付け。お床の代わりに、見附を設けます。

軸ではなく、椿の皮でコラージュした額装を飾り、

ガラスのオブジェを花器に見立て、氷に閉じ込められたお花がアレンジされています。


寒い冬の中、椿の息吹と雪や氷の下で育まれる、【いのち】。

やがて雪も氷も解けて、春を迎える・・・・

そんなストーリーが感じられます。

a0259958_1864213.jpg


広いフローリングのリビングでの茶席は、テーブル席で、立礼です。

a0259958_1885794.jpg

a0259958_1892623.jpg

a0259958_1895246.jpg



今日の為に練習したという、久美子さんの心のこもったお点前でお茶をいただき、

みなさん銘々に、あでやかなお着物姿で、楽しくおもてなしを受けて、

とても、心豊かな、お茶会となりました。

【バレンタイン】のテーマにふさわしく、

主菓子は、私の親友が手作りしてくれた、チーズとチョコレートのタルトでした。


遊びの心と、粋さを取り入れた、お茶会。

茶の精神を教えてくださり、

点前など、サポートしてくださるメンバーさんのナビゲートがあってこそ、

本当にこころ豊かな、お茶遊びを、楽しむことができます。

感謝です。




[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-07 18:25

古民家ギャラリー【WEARCH】


私達の古民家ギャラリー【WEARCH】を、ご紹介します。

築150年の農家を、みんなでリノベーションしました。

もちろん、セルフビルドです。

WEARCH(ウィアーチ)とは、“私達の心のかけ橋”という意味の造語です。




a0259958_122725.jpg

a0259958_132616.jpg

a0259958_14590.jpg
a0259958_142268.jpg
a0259958_1114649.jpg
a0259958_1153137.jpg
a0259958_1174618.jpg

a0259958_1185129.jpg

a0259958_1191389.jpg

a0259958_1194645.jpg



2010年2月27日。

小雨の降る中、
この古民家の再生が始まりました。

ハンマーやバールなど、
普段持ちなれない道具を手に、
過去への扉を開けるようにして、
解体が始まりました。

推定150年は経っていると思われるこの家は、
長い時間の中で、
時代と家族を見守り続けてきました。
近代の装飾(相次ぐリフォームによる意匠)をすべて剥がし、
建った当時の姿に戻すことから、修理が始まりました。

手探り状態の中での、ほこりとすすの戦い。
今の便利な生活の中では、体験できない事ばかり。

とにかく

「何とか、この建物を残そう!」

その思いだけが、私たちの心を繋いでいました。

セルフビルドによる工事を支えてくれたのは、
建築のプロの方々。
重機の提供、工事の指導、
仕事にならないこの現場で、
素人の私たちをサポートしてくださいました。
そして、
友人や知人、家族など、大勢のボランティアで
工事を手伝ってくれました。
他の土地からやってきて、突然始まった工事にも、
黙って見守ってくださった、近隣の方々の温かい眼差し。

こうして何とか、この家を残すことができたのも、
大勢の方々の協力があってのことと、感謝しています。

私達が、この場所で学んだ多くの、

『大切なこと』。

私達みんなの手と手、心が繋がって築けた、

『ココロのかけ橋』。


沢山の方達との素晴らしい出会いを願って、

【WEARCH】ウィアーチ

と名付けました。




古民家ギャラリー・ウィアーチが竣工して一周年。

このプロジェクトに関わることで、
沢山、ココロに学びました。

人の手の偉大さ。
仕事の美しさ。
大らかさ。
寛容さ。
伝統を守り、残すこと。
次世代へと引き継ぐこと。
未来に繋ぐ、カタチの在り方。
私達の周りにある、自然を感じること。
ココロの繋がり。
人との繋がり。
建物との共生。


何より、
【人のチカラ】
の素晴らしさ。
揺るぎないパワーを
感じています。



施工期間:約3カ月半
総人工数:241人
スタッフ&仲間:22名
協力業者:20名


これから、
この経験を踏まえ、
また、ここから始まるストーリーを見極めながら、
大勢の人達の協力が活きるよう、
自分の役割を、仕事の中で生かしながら、
ココロにそのことを、しっかりと刻んで、
明日に繋いでいきたいと、思います。


感謝☆


古民家ギャラリー WEARCH(ウィアーチ)

〒671-1226
兵庫県姫路市網干区高田297

連絡先:090-1480-4270
    gallery集shu- ギャラリー・シュウ 谷名まで
[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-05 01:28

マイ・コレクション

a0259958_0425052.jpg


4年前に購入した、赤絵紋蓋物です。

1月のお茶遊び会に、持参したお料理です。
鮭と紫蘇とゴマのおにぎり。ゆずを添えて。
粗食のお料理も、立派に引き立ててくれました。

a0259958_0464419.jpg


赤絵彩紋のお皿と汲み出し。

皆のお料理を一品づつ取り分けて、盛り付けました。
お皿に、いっぱいになってしまいました。

a0259958_0493155.jpg


そして・・・

今回手元に残した、彩紋酒盃です。
赤ワインを楽しみたいと思います。



次回の個展は、2~3年後でしょうか。

とにかく手間のかかる作品です。

展示会中、見れば見るほど、たくさんの表情に出会えて、

楽しませてくれました。

「うわ~!綺麗!!」

来場された方が、みなさんおっしゃった言葉です。

最高の褒め言葉です☆

函館から、寝台特急に乗って来場くださった、苧坂恒治さん。

すべての皆様に、感謝です。

新年のいいスタ-トになりました。



[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-03 00:57

Orientalにお茶を。



毎月、お茶遊びの会を開いています。

こんなお道具で、お茶を点ててみてはいかがでしょう・・・☆

a0259958_010357.jpg


盆略点前に、ぴったり。不意のお客様に、テーブルでお抹茶など。

a0259958_0123895.jpg


彩紋茶碗  鳥が飛んでいます。

a0259958_0172163.jpg


土の素地の部分は枝のように、金彩が鳥のようにみえませんか?
お抹茶が入ると、湖のほとり木の枝に、鳥が止まっているように見えます。

a0259958_0203271.jpg


彩紋茶入  蓋の内側には、金彩が施してあります。

a0259958_023432.jpg


彩紋香合



まるで更紗の様に細かい絵付け。

こんなお道具で、おもてなしを受けたら、

お抹茶もオリエンタルな薫りがしそうです。

もてなす人ともてなされる人を繋ぐ、華やぎの器です。





【Orientalの渦】

 苧坂恒治  Kouji Usaka
[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-03 00:28

絵を楽しむ

a0259958_19101734.jpg


赤彩紋大皿

a0259958_19125149.jpg


赤彩紋重ね筥

a0259958_19144928.jpg


筥を開けると・・・・蓋の裏まで、絵が描かれています。

a0259958_19163469.jpg


赤絵角皿

a0259958_19174627.jpg


赤絵彩紋皿  壁にも掛けられます。



北海道と益子、信楽の土をブレンドしたオリジナルの土。

穴窯あるいは、灯油窯で焼成します。
ベースは赤土と黒土の2タイプがあります。
白化粧を掛けて、キャンパスを作り、絵を描いていきます。
下地の土の色合いが、華やかな絵をしっとりとした表情に仕上げます。

「琳派ですね・・・」
そう、おっしゃってくださるお客様がいらっしゃいました。

クリムトのイメージだったけれど、
そんな風にも感じられます。

苧坂恒治さんご本人は、エゴン・シーレのファンだそうです。

納得☆




【Orientalの渦】

 苧坂恒治 Kouji Usaka
[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-02 19:26

フォルムを楽しむ

a0259958_194162.jpg


黒釉流天使のポット

a0259958_18393544.jpg


うずうず紋様を纏った天使が、金の翼を広げて飛んでいます

a0259958_1845441.jpg


ボルザリーノ

a0259958_18465543.jpg


赤彩紋土瓶



苧坂恒治さんの作品のフォルムは、とても魅力的です。
一見、オブジェ性が強いように見えて、
ポットなど、とても水切れが良く、
使いやすいのです。

実用にも、しっかり応えてくれる作品です。

フォルムが、全身に装飾された絵の動きを
リズミカルに、引き出しています。



【Orientalの渦】

 苧坂恒治 Kouji Usaka
[PR]
by gshu-gwearch8 | 2012-02-02 19:05